そう考えている人へ。まず最初に食費を削るのはNGです。
その理由について紹介します。
本記事の内容
- 食費の節約は大きな効果がない
- ストレスが溜まりやすい
- 家族にも負担がかかる
- あなたと家族が無理せず続けられる節約が大切
- 節約するなら固定費を先に
食費を削ってはダメな理由
節約と聞いてまず浮かぶのが食費だと思います。
すぐに始められる手軽さや切り詰めやすいと考えている人も多いのではないでしょうか?
しかし、まず最初に食費を削るのは辞めたほうがいいです。
ストレスのわりには大きな効果がない
食費を節約しようと考えたときに
安い店をリサーチする
安いものを買う
余計なものを買わない
といった行動をとろうとするはずです。
これらの行動は、ほぼ毎日の努力が必要なためストレスが溜まりやすくなります。
お店の場所だけでなく安くなる曜日やイベントなども把握するとなると時間や手間がかかります。
仕事や子育てをしている人にとって、安く買えるからといってお店をハシゴしたり、遠回りする時間も余裕もありませんよね。
「仕事で疲れているからなるべく早く帰りたい」
「子供がいるから何件もお店をハシゴするのは大変」
だと感じるはずです。
また、無駄なものを減らそうとするあまり楽しみにしていたお菓子やお酒をなくしてしまうのもストレスの原因です。
数十円安く買えたとしても、余計なものを減らしたとしても月に節約できる金額はそんなに大きくなりません。
食費の節約は効果よりもストレスのほうが大きくなりやすいです。
健康を害すおそれがある
食費を削る人のなかには、過度な節約になってしまったり、間違った方向に削ってしまう人もいます。
安い食材ばかりを買う
もやしや豆腐、納豆など安いからとそればかり食べていると栄養が偏ってしまいます。
何より同じものばかりで飽きる、見た目が質素で味気なく感じる。
食事の時間が楽しくなくなるといった状況を作ってしまいかねません。
必要なものまで削ってしまう
食費を削るには食べないのが一番と朝ごはんや晩ごはんを抜いたりと間違った方向に削ってしまう人も
インスタントや菓子パンですませる
特に一人暮らしの人で安くて手軽だからとインスタントや菓子パン、カップラーメンなどを頻繁に摂る人がいます。
たとえ食費は抑えられたとしても健康を害すおそれがあります。
体調を崩して病院に行ったり、仕事を休んでしまっては余計に高くつくことになります。
家族にもストレスをかける
食費の節約は一人でできることではありません。
家族にも我慢やストレスを与えてしまう可能性があります。
食べたいものを食べたい、楽しんで食事をしたい、数十円高くても近いスーパーがいい。
など、節約に関する価値観は人それぞれです。
「お風呂上がりのビールを楽しみに仕事を頑張った」
「夜のお菓子を楽しみに学校から帰ってきた」
など、仕事への意欲や帰宅後の楽しみなどを食事に求めているかもしれません。
あなたと家族が無理せず続けられる節約が大切
食費を節約することに辛いと感じていませんか?
無理していませんか?
節約は日々の積み重ねが重要です。続かなくては意味がありません。
そのためには、
ストレスをためない
無理をしない
あなたも家族も続けられる節約をする
ことが大切です。
節約するなら固定費を先に
食費を見直す必要がないといっているわけではありません。
最初にやるべき節約ではないということです。
なるべく労力が少なく効果が大きいものから見直していくことが節約を成功させるカギです。
それが固定費です。
- 住居費(住宅ローン・家賃)
- 保険
- 水道光熱費
- 通信費(携帯・インターネット)
- 車関連費(車ローン・駐車場)
など毎月一定額払っているものを先に見直すと、ストレスが少なく大きな節約に繋がります。