【簿記】数学や計算が苦手でも大丈夫【文章が読めれば問題ない】

数学が苦手 簿記 問題ない

こんにちは、ひなたです。

私は数学や計算が苦手でした。
簿記の知識や経験もゼロのため、合格できるのか不安で勉強をするか迷った時期があります。

簿記に合格した友人の「数学が苦手でも大丈夫。」という言葉に背中を押され最終的には日商簿記1級を取得することができました。

本記事は、同じように勉強に不安を抱えている人に向けて書きます。

数学が苦手でも大丈夫!

文章を読めれば問題ないです。

実際に私が簿記1~3級を取得して感じたことです。

苦手でも大丈夫な理由をいくつか紹介します。

計算は電卓がやってくれる

私は簡単な足し算でも暗算は大の苦手です。
割り算や足し算が混ざった式では、先に割り算を計算することを知りませんでした。

しかし、簿記では暗算は必要ありません。
電卓が全て計算してくれます。

電卓をたたく順番さえ間違わなければ、正確な答えを導きだせます

どの順番で計算すればよいかわからないのなら、その場で身につければいいです。

簿記では、複雑な計算式はでてきません。
勉強を通して少しずつ慣れていけば問題ありません。

不安に思っていたほど数学の知識を必要としなかった

簿記と聞くと数学や計算と思いがちですが、不安に思うほどの数学の知識は必要なかったです。

3級では、足し算・引き算や分数の掛け算・割り算

2級や1級では、1次関数や1次方程式

が計算できるレベルが必要です。

関数や方程式と聞くと難しく感じてしまうかもしれません。

私も最初は言葉だけ聞いて、数学が苦手な自分には絶対ムリだと思いました。

しかし結果的には、全て足し算・引き算・掛け算・割り算を使って解くことができました

文章を正確に読み取ることの方が得点に結びついた

計算は電卓がしてくれますが、文章を読み取るのは自分だけです。

問題文は見やすく工夫されていません。
一文も長く、複雑です。

「どこまで読んだかわからない」
「単位が円だと思っていたら千円だった」
「購入月を見落として計算する期間が違った」
「0を6、1を7と見間違えて集計してしまった」
「科目名の漢字を間違えた」
「問題に与えらていない科目を書いてしまった」

…ってことは、よくあります。

読み間違いや見落としがあると、正しい答えにはたどり着けません。

だからといって国語力や読解力を今から鍛えようと考えなくても大丈夫です。

正しく読み取るための工夫をしながら、問題文を読むクセをつけることが大切です。

 

私がやっていたこと どんな効果があったか
線を引きながら読む どこまで読んだかわかる
問題文を区切る 理解しやすくなる
重要なところは○で囲む 単位間違いなどのミスが減る
余白に図を書く 対象年度や購入月をわかりやすく把握できる

正しく計算できたのに、単位を間違えると得点にはなりません。

答えを書き込むときは、再度単位を確認してから書き込むなどミスごとに対処していくことが大切です。

実際、問題文を正しく読み取れないことで合格できない人はたくさんいます

文章を正確に読み取ることで得点に結びつきます。

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まとめ

最初は覚えることが多いです。
簿記の考え方に慣れるのが大変だと思います。

とくに知識や経験がない人にとってはイメージや理解しにくいところもたくさんあるでしょう。

テキストのはじめの部分でつまずいてしまったとしても、数学が苦手だからではありません。
あなたに簿記が向いていないからでもありません。

新しいことを覚えたり、慣れない考え方や用語を理解することは誰だって大変です。

少しずつ自分のペースで一つずつ慣れていくことが大切です。

簿記は数学や計算が苦手でも問題ありません。

  • 計算は電卓がやってくれる
  • 不安に感じるほどの数学の知識は必要とされていない
  • 問題文を正しく読み取ることで得点に結びつく

自信を持って、勉強を続けてください。

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2019年8月21日